皆さんはお家でアロマオイルを使用したことがありますか?
アロマオイルは香りによって、心を元気にしてくれたり、体に良い影響を与えてくれたりします。
いろいろな使い方がありますが、いちばん手軽にできるのが「芳香浴」かなと思います。
ティッシュにアロマオイルを垂らしたり、香炉で炊いたり、デュフューザーで拡散させてみたりと、いくつか方法がありますネ!
その時アロマオイルをなるべく長く香らせたいと思っている方も多いのではないかな~と思います。
そこで今回は、
・アロマオイルの香りを長続きさせるコツ
・リラックスしたい人におすすめの香り
・妊娠中やちいさい子どもに使えないオイル
などもまとめてみました。では、早速みていきましょう!
アロマの香りを長持ちさせる方法やコツ
お部屋でアロマオイルを使うとき、せっかくなら香りを長持ちさせて楽しみたいですよね♪
ここでは、アロマオイルを長持ちさせるコツをご紹介していきますネ。
アロマオイルの香りを長持ちさせる使用方法
皆さんは、アロマオイルを使用するとき、どんな方法で使っていますか?
私は、ティッシュに好きなアロマオイルを2~3滴たらして枕元に置いて寝たり、ボールにお湯を入れて、そこにアロマオイルを5~6滴たらして香りを楽しんでいます。
そして、デュフューザーをつかうときもありますよ。
そんな中、香りを長く感じていたいな~と思うことってないですか?いったい、どんな方法が一番良いのか調べてみました^^
いろいろな方法がありますが、その中でも、アロマディフューザーがおすすめです。
アロマスプレーや、ティッシュにアロマオイルをたらす方法ですと、香りを感じるのは比較的短めなんです。
そして、お湯にアロマオイルをたらす方法は、お湯が冷めてしまうと香りは弱くなります。
アロマディフューザーだと、好きな香りを同じ強さで、なるべく長く感じていられることもあり、おすすめなんですよ♪
そして、他にオススメなのが、リードディフューザーです。
「初めて聞く名称かも?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんネ!実は私、リードディフューザーという名前を今回初めて知りました。笑
そこで、アロマディフューザーとリードディフューザーの特徴やおすすめな点をまとめてみましたので、一緒にみていきましょう。
アロマディフューザーの特徴
アロマディフューザーは、アロマライトやアロマウォーマーと違って、熱をくわえずにアロマオイルをそのまま超音波でお部屋に拡散してくれます。
ですので、アロマオイルそのままの香りを楽しむことが出来ますし、お水がなくなるまで長い時間香りを出し続けてくれます。
(お水を使わないタイプもありますが、そちらもアロマオイルを長時間拡散してくれます。)
ただ、人間の鼻は香りに慣れやすいので、長時間ディフューザーを動かしていても、だんだんと香りを感じなくなっていくかもしれませんよね。
でも、種類によってはミストを出したり、止めたりを繰り返してくれるタイプのものがあるんですよ。
そういうタイプを選ぶとアロマディフューザーが香りを出したときに、毎回香りを感じることが出来るので、より長く香りを感じることができます。
リードディフューザーの特徴
次に、リードディフューザーについてみていきたいと思います!
アロマディフューザーのように、『種類によってはミストを出したり、止めたりを繰り返す』といった、便利な機能はついていませんが、こちらもオススメです。
どんな特徴があるのかというと、
電気を使わずに、無水エタノールにアロマオイルを垂らして、竹串をさしておくだけでお部屋に香りが広がります。
CMなどでも見かけたことがあるかたもいらっしゃると思います!私も、店舗やCMでは、何度も見かけていたのですが、正式名称が「リードディフューザー」とは知りませんでした。
そして、こちらも、エタノールとアロマオイルがなくなるまで、香りを拡散してくれるので長持ちします。
どこにでも気軽におけるので、玄関や、お手洗いなど、人が行ったり来たりするところに置いておくと、ふわっと香りを感じることができるのが、とっても良いですよね♪
アロマディフューザーとリードディフューザーの特徴をみていきましたが、どちらの方が自分にあっているのか比べてみてくださいネ。
アロマオイルはブレンドして使うと香りの持ちがよくなります
そして、次に、アロマオイルのブレンドについてご紹介していきますよ~。
皆さんは、アロマオイルを使用するとき、ひとつの香りで楽しみますか?それとも何種類かアロマオイルを混ぜて使っているでしょうか?
何種類かのアロマを混ぜて使用することをブレンドというのですが、このブレンドのコツがわかると、香りを長持ちさせることが出きるんです。
アロマオイルは、瓶から外に出すと、だんだんと気体になっていって空気中をただようんですね。
そして、その気体になっていくスピードが、アロマオイルによって異なるんです!
ほぉ~!!なるほど!ですよね!それも、長さによって3段階に分けられるんですよ。
一番早く鼻に届く香りが、トップノート。
次に早いのが、ミドルノート。
一番最後まで香りが残るものを、ベースノート
と言います。
このトップ、ミドル、ベースノートによって、香りの持続時間が変わってくるんですよ。
それでは、トップ、ミドル、ベースノートに、どんなアロマオイルがあるのか持続時間はどれくらいなのかを1つずつみていきたいと思います^^
トップノートのアロマオイル
トップノートのアロマオイル
オレンジ、グレープフルーツ、ティーツリー、パルマローザ
ペパーミント、レモン、ラベンダー、ローズマリーなど。
トップノートの仲の、オレンジやグレープフルーツなどは、瓶から出した瞬間、ぱっと香りを感じることが出来ます。
ただ、その香りの持続時間は、10分から30分といわれています。
ミドルノートのアロマオイル
ミドルノートのアロマオイル
イランイラン、カモミール、ジンジャー、ジャスミン、ゼラニウム
ネロリ、プチグレン、ローズウッド、ローズオットーなど。
ミドルノートの持続時間は、3時間程度といわれています。
べースノートのアロマオイル
ベースノートのアロマオイル
サンダルウッド、シダーウッド、フランキンセンス、ベンゾイン
パチュリー、ヒノキ、ベチバー、ミルラなど。
ベースノートのサンダルウッドやフランキンセンスは、重めの香りで2時間から半日ほど香りを長持ちさせてくれるといわれています。
この3段階によって、持続時間が違う訳ですが、(ここでぴん!ときた方も多いかな~)持続時間の違うオイルをブレンドすることによって、香りを長続きさせることができるんです。
つまり、香りを長続きさせたいときは、
・好きな精油+ミドル(3時間ほど長持ち)
・好きな精油+ベースノート(2時間から半日ほど長持ち)
といった感じで、好きな精油にミドルノートかベースノートを少量加えてみるといいんですネ。
このように、ベースノートのアロマオイルを入れることによって、ブレンド全体の香りが長続きするといわれています。
ベースノートの香りは、1滴でも強く香るので、ブレンドするときは少量で充分ですよ。
最初は、香りがあまり感じないな~と思っていても、時間がたつとしっかりと香ってきますからネ。
リラックスしたい人におすすめな香りをご紹介♪
次にリラックスしたい人におすすめのアロマオイルをご紹介していきますネ。
アロマ厳選オススメ!
① ラベンダー
落ち着かなくてイライラしているとき、緊張して眠れないとき、心を落ち着かせて緊張を和らげてくれるオイルです。
「香りの特徴」
爽やかで甘みも感じられるハーブ調の香り。
「活用方法」
アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、芳香浴
「注意事項」
妊娠初期は使用を避けること。
また、高濃度で使用すると目が覚めてしまい眠れなくなるので気をつけましょう。
② オレンジ
後ろ向きな考えしか浮かばなくなってしまったとき、不安で眠れないときなどに使用するとほっと心が落ち着いて安心できます。
緊張や不安が強い時は、心を勇気づけてくれるビターオレンジがおすすめですよ。
「香りの特徴」
スウィートは果実そのままの甘い香りがして、ビターはやや苦みのある香りがします。
「活用方法」
アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、香水、シップ、芳香浴、吸入、掃除
「注意事項」
高濃度で使用すると皮膚刺激があるかもしれません。敏感肌の人は注意が必要です。
また、使用後に日光に当たると日焼けをしやすくなります。
使用するのは、夜がおすすめです。
③ フランキンセンス
ショックなことがあったり、イライラや不安があるときに使うと幸せな気持ちになり、心を落ち着かせてくれます。
また肌を潤してやわらかくしてくれるのでスキンケアに使うのもおすすめです。
「香りの特徴」
澄んだ甘さのあるお香のようなレモンのような香り。
「活用方法」
アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、芳香浴
「注意事項」
妊娠初期をさける。強めのアロマオイルなので少量で使用するようにしましょう。
妊娠中や小さい子どもには使用できないオイルがあるので注意
アロマオイルは自然のもので安全と思われることが多いですが、妊婦さんや小さい子どもさんには使用できないオイルがありますので、使用する前に必ず確認してくださいね。
どんなオイルが使用できないのか、簡単にまとめてみました。
妊娠初期に使用できないアロマオイル
原則的に、アロマオイルの使用は避けてください。
特に、下記のオイルは使用しないように気を付けてくださいね。
カモミール(ジャーマン・ローマン)、ラベンダー、ローズ
妊娠中期・後期に使用できないアロマオイル
アンジェリカ、キャロットシード、クラリセージ、クローブ、シダーウッド、ジュニパー、
ジャスミン、シナモン、セージ、ニアウリ、ネロリドール、タイム・チモール、バジル、パルマローザ、
ヒソップ、フェンネル、ペパーミント、メリッサ、ヤロウ、ユーカリ、ラベンダー・ストエカス、
レモングラス、ローズマリー
妊娠中の方が使うと、子宮収縮を促してしまったり、気分が悪くなってしまうことがありますので、注意が必要です。
赤ちゃんや小さい子どもに使用できないアロマオイル
シダーウッド、シナモン、セージ、バジル、ヒソップ、フェンネル、ベチバー、ペパーミント、ヤロウ、
ユーカリ・グロブルス、ラベンダー・ストエカス、ローズマリー
基本的に、赤ちゃんや小さいお子さんには、刺激が強すぎる香りもありますので、注意が必要です。
また、アロマテラピー団体(日本アロマ環境協会 AEAJ)のガイドラインによると、
子どもの場合
3歳未満の乳児・幼児には、芳香浴法以外は行わないようにしましょう。
3歳以上の子どもでも、精油の使用量は、成人の使用量の10 分の1程度から始め、多くても2分の1の程度とし、使用にあたっては十分に注意を払いましょう。
引用元:https://www.aromakankyo.or.jp/basics/safety/
なんだか、オイル使うのが心配になりますが、生後数か月の赤ちゃんや小さいお子さんは、臭覚がぐんぐん発達していく時期ですので、オイルの香りよりもママの香りの方が、脳の刺激にも良いんですよ♪
妊娠中に使っちゃいけないオイルや小さい子どもに使えないオイルなどなど。たくさん種類がありすぎて、初めてアロマを使ってみる人は、わからないですよね・・・。
一番いいのは、やっぱりお店の人に聞いてみることです。
もちろん、妊娠中でも使えるオイルはありますので、不安な方はお店の方に確認してから購入されてくださいネ。
まとめ
今回はアロマオイルの香りを長持ちさせる方法について調べてみました。
香りを長持ちさせたいときは
・デュフューザーを使用する。
・ベースノートのアロマオイルをブレンドする。
この2つを、ぜひ試してみてくださいね。
リラックスしたいときにおすすめの精油として、
・ラベンダー
・オレンジ
・フランキンセンス
を紹介していきました。
ぜひ1日の終わりに芳香浴を楽しんでみてください♪
今回、調べていて私もまた、いろんなところでアロマオイルを使ってみたくなりました。
子育て中や、仕事が忙しい時など、ちょっと悲しくなってしまった時もアロマオイルの香りはきっとあなたに元気をくれますよ。
妊娠中や小さいお子さんには使えないオイルがありますので、そこだけ気を付けて、アロマがある生活を楽しんでくださいね。